借金を一本化しようと考えた場合、基本的に消費者金融か銀行カードローン(三井住友カードなどの信販系も例外としてあり)のどちらかで借りることになると思います。
ではどちらの金融業者で借りればうまく借金を一本化できるのでしょうか?
その答えは「人それぞれによる」ということ。
普通の考えれば、一般的に消費者金融より金利も低く、限度額も高い銀行カードローンを選択するのが当たり前だと思いがちですが、誰もが銀行カードローンの審査を受ければいいというわけではありません。
なぜなら、一本化をしたいと思った時の状況が人それぞれ違うからです。
例えば職業ひとつとっても人それぞれ状況が違います。
正社員やOLさんの方もいれば、パートやフリーター、派遣社員さんなんかもいますよね。また、自営業者の方もいらっしゃると思いますし、専業主婦の方もいらっしゃるでしょう。
このように、さまざまな職業が存在する中、みんながみんな銀行カードローンに申し込んでいたらどうでしょうか?
当然、審査に受かる方もいれば、落ちてしまう方もいらっしゃるわけです。
だからこそ、できるだけ一回で一本化の審査に通るためには『自分の今の状況に合った業者選び』が何よりも大切になってくるわけです。
金利が安いからみずほ銀行カードローンにしよう、なんとなくテレビCMでみたことがあるから≫アコムにしよう、なんて決め方は絶対ダメです!
まずは自分で選ぶ前に、消費者金融と銀行カードローンの違いを改めて確認しておきましょう。
消費者金融は融資までのスピードが自慢!
消費者金融で借金を一本化しようと思った場合、何より覚えておかなければならないのが「総量規制」です。
詳しくはリンク先で確認していただければと思いますが、要は新しい借金を希望の場合、年収の3分の1以上の金額は借入できませんよということ。
だからまずアナタがやらなければならないことは、自分の今の借金の総額が年収の3分の1に達していないかどうかを調べてみてください。
達していればもう必然的に銀行カードローンしか借入できる方法はありません。
でももし今の借金が総量規制内であれば、ナイト的には銀行カードローンより消費者金融の方を狙って行ったほうがいいんじゃないかと思っています。
それはどうしてかというと、やっぱり消費者金融は銀行カードローンができる遥か前から運営している、いわば「金貸しのプロ」です。
そこには銀行では手に入らない融資のノウハウがたくさんあるからなんですね。
銀行は基本的に企業の融資には独自のノウハウを持っていますが、個人融資に関しては、正直、消費者金融には遠く及ばないです。
そこに「独自の審査基準」が生きてくるのではないかと。
また、審査~融資までのスピードがかなり早いのも消費者金融の大きなメリットです。
低金利が嬉しい銀行カードローンは総量規制オーバーの借入もOK!
銀行カードローン特徴はなんといっても『総量規制の対象外』であること。
これは借金を一本化しようと考えている方にとっては非常に大きいメリットになりますね(^^
いちいち総量規制のことを気にしないで借り入れできるのも銀行カードローンならではといったところでしょうか。
最近では、総量規制対象外のカードローンというところに目をつけて、メガバンクだけでなく地方銀行にも続々個人向けカードローンが登場しています。
またそれと同時に、楽天銀行や≫住信SBIネット銀行などの『ネット系銀行』にもどんどん新しいカードローンが出てきています。
このような流れから、今後も銀行カードローンはますます増えていくと思われます。
また、消費者金融と銀行カードローンの大きな違いとしてよく挙げられるのが「金利の低さ」です。
必然的に借入金額が大きくなる借金の一本化において、金利というのは非常に大きな意味をなします。
基本的にキャッシングというのは、借りる金額が大きければ大きいほど金利が低くなる、という特徴がありますので、それを考えると、消費者金融より銀行カードローンの方が借り入れできた時の金利が低くなる可能性が高いです。
ただ最近では、おまとめとしても利用者が多い『≫アコム』などに代表される大手消費者金融カードローンなどは、下限金利が銀行カードローン並みに低く設定されているところもあるので、一概に銀行カードローンの方が金利が低い!とはいえなくなってきています。
いずれにせよ、競争が激しくなればその分、サービスの質も上がるのは必然なことなので、利用者にとっては嬉しいことですよね!
また銀行カードローンの場合、今自分が利用している銀行から借り入れできれば、特典があったり利便性が高くなったりするメリットがあることも付け加えておきます。
まとめ:借金一本化に適しているのはどちらか一概にはいえない
消費者金融と銀行カードローンの特徴をそれぞれ解説してきましたが、借金の一本化に適しているのは正直、どっちとは決めれません。
どちらにもメリットやデメリットがありますし、先ほどから何回もいっているように「人それぞれ状況が違う」ので、正解というのはありません。
ただどちらで借りるにせよ、今の借金を一つにまとめることによって、借金完済への近道になるのは言うまでもありません。
本気で今の借金生活から抜け出したいと思っているのであれば、一本化という道を検討してはいかがでしょうか。