複数ローンでこれ以上どうしようもなくなってきた方は、そろそろ真剣に一本化を検討し始めると思います。
そんなとき、候補の一つとしてよく挙げられるのが「ろうきん」です。
ろうきんで借りるという選択は、一見、とても有効な方法だと思いがちですが、ろうきんで借金を一本化しても良い人は「限られる」のがナイトの考えです。
どうしてか、それを知るためにはまずろうきんという金融機関がどういうところなのかをしっかりと確認しておく必要があります。
本当に借金の一本化にろうきんはふさわしいのか、その辺も含めながら解説していきます。
ろうきんという金融機関は、非常に独自の特色があります。。
まずろうきん(労金)とは、どのような金融機関なのかを確認しておきましょう。
ろうきんとは、労働組合などを会員とする非営利組織です。非営利なので、株式会社として運営されている銀行とは違い、株主の意見によって経営が左右されるということはありません。
形態としては「信用金庫」も同じような仕組みで成り立っています。
そんなろうきんが取り扱っているローンの大きな特徴は・・・
- 金利が低い
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消費者金融や銀行カードローンより、基本的に金利は低め
- 総量規制対象外
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労金は貸金業法で運営されていないので、総量規制の対象外
- フリーローン以外にも様々な金融商品がある
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マイカーローンや教育ローンなど特化型の個人向けローンが充実
このようなメリットがあるのも労金の大きな魅力なのですが、一見、借金の一本化にも活用しやすそうなろうきんには、それ以上のデメリットがあるのです。。
具体的には・・・
- 魅力的な低金利は組合員の方が圧倒的有利
- 住んでいる地域によって、ろうきんの貸付条件が異なる
- 審査が厳しく、結果が出るまで時間がかかる
- 申込み資格の条件が、一般的なカードローンに比べて厳しい
- 結局、会員じゃないと様々な面で損をする
以上のように、ろうきんで一本化を目指すまえに、そもそも、ろうきんでお金を借りるということは「組合員」だという前提の上での話になります。
なので組合員ではない、ただの一般人がろうきんでお金を借りる、まして借り換えやおまとめローンとして利用するなんてのは、あまりにも無謀なことなのです。。
労金で借金の一本化をするくらいなら、銀行カードローンを使ったほうが遥かにいい3つの理由
ろうきんは会員とそうでない一般人との差があまりにもありすぎます。
なので、どうせ借りるなら会員とかの縛りがなく、公平な審査と条件で融資をしてもらいたいもの。
そこでナイトがおすすめするのが「銀行カードローン」です。
銀行のカードローンなら、ろうきんに十分匹敵する低金利キャッシングが可能ですし、何より労金よりも優れている点が多いのです。
具体的には、ろうきんよりも・・・
- 審査結果が早い
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ろうきんより早く審査結果が出るところが殆ど。業者によっては最短即日融資も可能!
- 幅広い申込資格者の条件
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毎年の最低年収や年齢など、厳しい条件のあるろうきんより幅広く申込可能
- 利便性が高い
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提携ATMやコンビニATMなど全国で使えるところが多い
その他にも、会員や一般人の隔てなく公平や審査基準など、余程の条件が揃わないかぎり、ろうきんで借金をまとめるというのは避けたほうが良さそうです。。
まとめ:組合員であり、かつ属性の高い方ならろうきんで借りるのもアリですが・・・
ろうきんで借金を一本化するというのは、結構ハードルが高いです。
まず、少しでも有利な貸付条件で借りるためには「組合員」であることが最低条件。
この時点でろうきんと何ら関係のない一般人の方は、借入を諦めるべきです。
さらに、ろうきんの厳しい審査基準や申込資格者に対応できるだけの属性の高い方「のみ」が、ろうきんで借金を一本化してもいいのではないかと、ナイトは考えます。
それだけ、ろうきんで借り入れするということは、進んで選択する方法ではないと思っています。
逆に、本気で借金を一つにまとめたい!とお考えなら、まずは消費者金融や銀行カードローンから攻めていくべきです。
特に銀行カードローンなら、ろうきんと遜色ない金利で借入も可能ですし、そこまで厳しい属性を求められているわけではないので、借り入れできる可能性も、ろうきんよりは高いと考えられます。
さらに提携ATMが豊富なので、全国で借入&返済ができますし、申し込みも条件さえ合えば「ネット上で全て完結」できますので、ろうきんに比べたら煩わしさなんて殆どありません!