借金の一本化を考えるとき、まず一番気にすることは「総量規制」だと思います。
総量規制とは簡単に言うと、年収の3分の1以上の借金は消費者金融などの貸金業法で運営されている金融業者では借りれないという法律です。
なので、例えば年収300万の方が120万の借金をしている場合、消費者金融では借りれません。。
ということは必然的に銀行のカードローンで借りるしか道は残されていません。
銀行のカードローンは貸金業法ではなく銀行法のもとで運営されているので、総量規制の対象外なんですね。
じゃあ三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの、いわゆるメガバンク系カードローンで借りればいいや!なんて思うかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
確かに、全国規模で展開している大手の銀行カードローンは便利なのですが、審査基準はそれなりに高いです。
具体的には正社員や公務員などは全然問題ないのですが、パートやアルバイトになると、さすがにちょっと審査は厳しいものがあります。。
あと水商売など仕事内容によっても、合否の分かれ目が出てきます。
じゃあ、パートやフリーターなどは銀行カードローンで借金を一本化することは出来ないのでしょうか?
いえ、そこで地銀、つまり「地方銀行のカードローン」を利用すればいいのです!
商品スペックはメガバンク系銀行カードローン並み!?一本化に地銀を利用するのもアリ!
まず地銀のカードローンは、アナタが知らないだけで実は結構あるんです!
基本的に自分が住んでいる地域の銀行のカードローンなら名前くらい聞いたことがあるかもしれませんが、それ以外にも実にたくさんあるんですね☆
でもココは大事なポイントなのでキチンと抑えておきたいところなんですが・・・
地方銀行のカードローンは一部を除き
- その銀行が本店を構える地域周辺に住んでいること
- もしくは、勤務地が存在していること
が、条件となっているところが多いです。
ただ昨今は、熾烈なカードローン合戦が繰り広げられており(笑)、地銀のカードローンもどんどん『全国対応』になってきています。
そして今、全国対応の地方銀行カードローンとして人気が高いのが
- 静岡銀行カードローン セレカ
- スルガ銀行カードローン リザーブドプラン
- 常陽銀行カードローン(キャッシュピット)
- トマト銀行カードローン「Q-Li(キューリ)」
などがあります。
これらは地方銀行のカードローンにもかかわらず、金利や限度額はメガバンク系銀行カードローンと遜色ないスペックを誇っているのが大きな特徴です!
しかも、地銀なのでパートやアルバイト、または学生さんでも借入OK!のところも多く、一本化にも非常に狙い目なカードローンというのがお分かりいただけると思います(^^
地銀のカードローンで借金の一本化を狙うべき3つの理由
まず大前提として、利便性が高いメガバンク系の銀行カードローンで借り入れできる可能性の高い属性の方(具体的には正社員や公務員、高収入の方等)は、やはりそちらで借入した方がいいです。
なので、ここはあくまでも、大手の銀行カードローンではちょっと審査に通るかどうか不安な属性の方のために書いていることを、しっかりと覚えておいてください。
まず地銀といっても、狙うのは当然『全国対応』している銀行だけです。
大体、全国対応している銀行のカードローンは「コンビニATM」で借入&返済ができるところが多いので、さほど不自由なく利用することができるでしょう。
その他にも、地方銀行ならではのメリットがいくつかあります
- パートやアルバイトはもちろん、専業主婦でも借入可能!
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メガバンク系でも専業主婦OKのところがありますが、地銀はほぼ全部OK!社会的弱者にやさしい 笑
- 当日融資も可能!
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条件さえ合えば、申し込んだその日に現金を手にすることも可能です。
- 収入証明書不要の条件が凄い!
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一切不要のところや、最大500万円までは不要などメガバンク系のカードローンより条件が上です。
このような地銀ならではのメリットがありますので、総量規制に引っかかる方で、どうしても今ある借金を一本化したいのなら要注目ですね。
まとめ:地方銀行ならではのデメリットもあるので、結局、自分に合った業者選びが正解!
今までの内容をまとめると、まるで地方銀行のカードローンの方がいいんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、実際は地銀にもデメリットは存在します。
まず、基本的にカードレスにできない点。
一部の地銀では「初回に限り」指定した銀行口座に振り込んでもらえるサービスがありますが、基本、カードは送られてきます。
つまり、普段利用していない、しかもぜんぜん違う地域の銀行からカードが届くことになるので、もし家族にバレるといろいろ厄介なことになる可能性もあります。
まあ、一人暮らしの方なら全然問題無いですけどね。
また、利用できるATMにも差があります。
メガバンク系の銀行カードローンなら、ほぼ全国各地にATMがありますし、ゆうちょ銀行をはじめ、提携している銀行も結構ありますので、利便性においてはやはり軍配が上がりますね。
地銀の場合は、その銀行と提携しているコンビニATMというのが基本ですので、生活環境によっては不便に感じることもあるかもしれません。
こういったことから、どこが一番いいという答えは結局、人それぞれ違ってきます。
メガバンク系、地方銀行系、ネット銀行系と銀行カードローンだけでも大きく分けて3タイプあり、そこに消費者金融や信販系カードローンも絡んでくるので、まず各金融業者の詳細をよくご覧いただき、今の自分に最適なカードローンで借金の一本化を目指していきましょう!